基準軌道

まず、モデリング地心座標のための基準軌道を設定します。

月は、進行方向小惑星が2度衝突したと仮定します。

基準軌道が当初、第1衝突後、第2衝突後の3種類存在します。

そこで、モデリングデータを次のように設定します。


基準軌道半径:a km衝突位置:Ip km
当初基準軌道 a0356,400
第1基準軌道 a1360,6002,800
第2基準軌道 a2384,400

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近地点移動

3,232.6054日(8.85年)で近地点移動します。

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単振動振幅、周期率、唸り率

単振動振幅、周期率、唸り率を次のように定義します。

周期率は、衝突前と衝突後の基準軌道の軌道周期の比になります。この比率は、軌道の唸りを引き起こします。基準軌道半径の比の場合、ケプラーの第3法則を使って(3/2)乗しています。

唸り率は、軌道の唸りの周期の逆数になります。唸り率の逆数は唸り回数になります。

A1 :第1衝突による単振動振幅(= a1 – a0) km

A2 :第2衝突による単振動振幅 (=a2 – a1 – iP) km

α1 :周期率
β1 :唸り率
α2 :周期率
β2 :唸り率

項目
第1衝突による単振動振幅A1=360,600 – 356,400 = 4,200 km
第2衝突による単振動振幅A2=384,400 – 360,600 – 2,800= 21,000km
周期率α2=(356,400 / 384,400)(3/2)=0.89275
唸り率β2=(1 / α) – 1 = 0.12013

地心座標モデリング

モデリングデータを、月のモデリング地心座標 計算式に代入してグラフ化すると

R’2(t)=( 4200cos(0.89275ω2t) – 2800 ) x cos(0.12013ω2t) + 21000cos(0.89275ω2t)

となります。

国立天文台地心座標

これは、国立天文台のデータを使った、次のグラフと比較とするとほぼ同じ傾向がみられます。

国立天文台のデータによる地心座標