ケプラーの第1法則により「惑星の軌道は楕円軌道」です。

ニュートンは、「万有引力」を使って証明しました。
現在も光と比較し低速で移動している物体、
例えばロケットなどに対しては未だニュートンの法則を利用しています。

しかし、ニュートンは、何故、楕円軌道なのか、
また「万有引力」自体については、わかっていなかったようです。
後年「万有引力」については、アインシュタインが時空の歪みを使って証明しました。
水星の近日点移動を使って正しいことが証明されました。

月軌道のシナリオ

本サイトでは、楕円軌道になる原因を「天体同士の衝突」とし、
「軌道の唸り」と「軌道単振動周期の遅延」が、現在の月の軌道になっています。
月がエキセントリックな軌道になったシナリオを考えてみました。

<当初>

約46億年前、月は地球の周りを軌道半径(356,400km)で円軌道上を動いていました。

<第1衝突>

 そこに、1回目の小型小惑星の衝突が発生。
軌道は、円軌道から、近点(356,400km)、遠点(364,800km)軌道半径(360,600km)の楕円軌道になりました。

<第2衝突>

 さらに、小惑星の大型衝突が発生。
軌道は1回目の衝突後の楕円軌道に2回目楕円軌道が合成された、軌道半径(384,400km)のエキセントリック軌道にました。

1回目の衝突後の楕円軌道の軌道周期と2回目の衝突後の軌道周期に差が発生し、その周期差(周期率)により1回目の楕円軌道は、軌道は唸りを発生しました。

<近地点移動>

月は8.85年に近地点が一周します。

近地点から近地点までの周期を軌道単振動周期と呼び、
これが遅くなるのは、衝突により月の質量が増えた(約1.4e21kg)ためです。

そのため、近地点が進行方向へ進んでいきます。