ティティウス・ボーデの法則を見直した時に、惑星の衝突が、近点で起きたのか遠点で起きたかを考察した結果した表です。(参照「ティティウス・ボーデ」の法則は渦)


惑星
遠点・近点太陽系創成時円軌道半径nx107 km
水星遠点69,817,44507.2
金星遠点108,942,780110.2
地球近点147,098,291214.4
火星近点206,655,215320.3
木星遠点816,001,807781.5
土星遠点1,503,509,2299162.9
天王星遠点3,008,318,14311325.8
海王星遠点4,537,039,82612460.8

1年の近点移動の観測地は次の様になります。(参照『近点移動について』


惑星
観測値(秒/年)
水星5.75
金星2.04
地球11.45
火星16.28
木星6.55
土星19.50
天王星3.34
海王星0.36

Wikipediaから引用
参考:近点移動

水星の近日点は遠点衝突で計算しました。

水星の近点移動
(遠点衝突69,817,445km、近点移動575秒/年)

小惑星が現在の水星の遠点の位置(aa = 69,817,445 km)で円軌道上を動いている水星に衝突して、基準軌道が(a = 57,909,227km)になったケース

【基本データ】

項目備考
宇宙エネルギー定数 U = 7.42426E-3 km/kgFIX
光速c = 1.07925E+9. km/hFIX
中心天体質量M = 1.9891E+30 kg太陽質量
周回天体質量m = 3.30104E+23 kg水星質量
基準軌道半径a = 57,909,227 km
中心天体からの衝突位置aa = 69,817,445 km遠点衝突
水星半径R = 2,439.2km
水星密度ρ = 5.43E+12 kg/km3
周回天体質量エネルギーEm = 3.84501E+41 je
光速時基準軌道半径ac = 1.47676km
1公転誤差角度deg1 = 1.38576 秒5.75秒/年 4.15周/年
円周秒数CsS = 1,296,000 秒360° x 3600秒/度
年間時間CyT = 8,760 時間365日 x 24時間

【結果】

項目計算式
基準軌道(a)静的エネルギーSa = 9.80526E+33 jeSa = Em x (ac / a)
基準軌道(a)公転速度va = 172,347.18 km/h(47.9km/s)va=√(Sa / m)
基準軌道(a)公転周期Ta = 2,111.17121 hAHr = 2 x π x a / va
周回天体1周の公転周期遅延ΔT = 0.00226 hΔT = deg1 / CsS × Ta
衝突後の周回天体質量mf = 3.30105E+23 kgmf = m × ( (Ta + ΔT) / Ta )^2
衝突による質量増減Δm = 7.05933E+17 kgΔm = mf – m
衝突エネルギーI = -1.67241E+33 jeI = Sap – Sa
衝突天体の質量mi = 1.41187E+22 kg予想(Δmの4倍設定)
衝突天体の半径ri = 853.0kmri = ( mi / ( 4/3 × π  × ρ ) )^( 1/3 )
衝突天体の相対速度vI = 344,171.08977 km/h(95.6km/s)vI= sqrt( abs( I ) / mi )
衝突天体衝突速度(中心天体に対する)Δv = -187,208.5 km/h
(52.0km/s)
Δv = vap + vi

太陽から、aa = 69,817,445 kmの位置で、水星(質量m = 3.30104 x 10+23 kg)に、
半径約800Kmの小惑星が秒速50km/Sで水星の進行方向逆向きに衝突して、
基準軌道が、a = 57,909,227 kmに移動して、
質量がmf = 3.30105 x 10+23 kg(Δm = 7.06 x 1017kg 程度増加)になると
近点が100年で575秒近点移動することがわかります。