宇宙エネルギー構造の右辺について考察してみます。
右辺は、速さの動的なエネルギーの比なので
「動的エネルギー(Ava)」と呼ぶことにします。

  • Ava:動的エネルギー(je)
  • Em:質量エネルギー(je)
  • Va:基準軌道半径aの基準軌道速度(km/h)
  • c:光速(km/h)

また、Em=mc2 より

  • m:周回天体の質量[kg]
  • va:基準軌道半径aの基準軌道速度
  • c :光速(=1.08e9 [km/h])

と表せます。

周回天体は、基準軌道上(a)では、静的エネルギー(Sa)と動的エネルギー(Aa)はバランス(同値)になります。
任意の位置(r)においては、静的エネルギー(Sr)と動的エネルギー(Ar)はバランスしません。
バランスしない時に、周回天体は、
静的エネルギーと動的エネルギーがバランスする位置(基準軌道(a))に移動します。
そして、基準軌道を中心に移動した距離を振幅として振動します。(参照「公転周期と振動周期」)

余談(運動エネルギーと動的エネルギー考)

「位置エネルギー」と保存する「運動エネルギー」と区別するために、
「動的エネルギー」と命名しました。
運動エネルギーは、位置エネルギーと保存するので、

となります。
結局、運動エネルギーは動的エネルギーの半分ということです。
保存ってなんだ?
保存は、
2つのエネルギーが、
片方が大きくなると、もう片方が小さくなるってことです。
だから、半分のところでバランスします。

任意の位置(r)の位置エネルギー(Pr)、運動エネルギー(Kr)、
長半径(a)の位置の位置エネルギーを(Pa)とすると

-Pa/2 = Kr – Pr

となります。
この式の左辺の長半径の位置エネルギーの半分の意味は良くわかりません。

ちなみに、任意の位置(r)の「動的エネルギー(Ar)」と「静的エネルギー(Sr)」と
基準軌道(a)の「静的エネルギー(Sa)」とすると

Sa = Sr – (Ar – Sr) = 2Sr -Ar

となります。
これについては、「衝突による軌道」を参照ください