最近、大雪のところが増え、寒い日が続いている。
そして、2020年は、あっという間に過ぎ去り2021年に突入した。
今年はどんな年になるのだろうか。このサイトも立ち上げて1年になる。
まあ、何も宣伝してないし、SEOも積極的に設定していないので、
ほとんど見てもらえていないが、
今年は。少し積極的にアッピールしていこうと思っています。

新春第一弾のブログは、近点移動について考察しようと思います。
近点移動は楕円軌道の近点が、一周公転するたびに、
元の場所から少しづつずれていくと言うことです。

水星の近日点移動は結構重要で、
アインシュタインの相対性理論が正しいと証明された現象だからです。
アインシュタインの相対性理論は、宇宙空間(時空)が質量によって歪んでいる。と言う理論です。
その歪みによって、水星が近点移動すると言うことです。
いろいろな。論文が出ているので読んでみてください。


どのくらいの違いかと言うと、100年で水星の近日点が574秒進みます。
(1秒は1度の3600分の1です)
しかし、よくここまで正確に観測できたことに関心します。
この574秒の原因は、他の惑星の摂動によるものだと言うことです。
が、その摂動の要素を入れて計算してみると、43秒どうしても合いませんでした。
これが、ニュートンの法則が崩壊した原因でした。
そしてアインシュタインの時空の歪みを考慮して計算すると、ほぼぴったりあった。
と言うのがアインシュタインの一般相対性理論が正しいと評価された経緯です。

でも近点移動は、水星だけではなく、他の惑星でも起きています。
また地球の月も近点が8.85年で一周します。

イントロが長くなりました。
ここで、自論の楕円軌道(円運動+単振動)の「質量変化による単振動周期の変動」による近点移動で、
水星の近日点を計算してみます。

水星の近日点移動

最初の円軌道を現在の近日点にするのか、遠日点にするのかで衝突の向きが逆になります。

結論から言うと、
おそらく遠日点で進行方向逆向きの小惑星がぶつかったのではないかと推測されます。
それは、順方向の向きで後ろから衝突だと、
相当大きな天体が相当大きな速度で衝突しなければ、
今の軌道にならないが、逆向きだと想定範囲内の結果になります。
それでは’、計算方法を示します。

衝突計算

用意する要素は次お通りです。

光速(c)=1.07925e9 km/h

宇宙エネルギー定数(U)=7.42426e-31 Km/Kg

太陽質量(M)=1.98910e30 Kg

水星質量(m)=3.30104e23 Kg

衝突位置…遠日点(Ap)=69,817,445 km

基準軌道半径(a)=57,909,227 Km

近点移動角(d)=5.75秒/年

計算してみます

※ Je=kg・km2/h2とします

計算の流れです。

(1)基準軌道(a)の静的エネルギー(Sa)を算出します。



・光速時基準軌道半径(ac Km)



・基準軌道(a)の静的エネルギー(Sa Je)




(2)公転周期算出

・基準軌道上の速度(va km/h)

より

から算出



・公転周期(Ta h)

(3)水星が1公転における近点移動角を求めます。

・近点移動角は1年の移動角なので、まず水星が1年間に公転する回数を求めます。(N 回/年)

・公転近点移動角(Δdeg 度/回)

(4)公転近点移動時間(ΔT h)

(5)質量変化

・増加後質量(m2 Kg)

・増加質量(Δm Kg)

では、実際に計算してみます

(1)基準軌道(a)の静的エネルギー(Sa)

・質量エネルギー            Em = 3.84501e+41 Je

・光速時基準軌道半径          ac = 1.47676 Km

・基準軌道(a)の静的エネルギー(Sa Je)   Sa = 9.80526e+33 Je

(2)公転周期算出 

・基準軌道上の速度(va km/h)       va = 172,347.18 Km

・公転周期(Ta h)            Ta = 2,111.17121 h

(3)水星が1公転における近点移動角

・近点移動角は1年の移動角なので、まず水星が1年間に公転する回数

                   N = 4.14936 回

・公転近点移動角(Δdeg 度/回)     Δdeg = 0.00038 度

(4)公転近点移動時間(ΔT h)     ΔT = 0.00226 h

(5)質量変化

・増加後質量(m2 Kg)          m2 = 3.30105e+23 Kg

・増加質量(Δm Kg)       Δm = 7.05933e+17 Kg

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