白道は、18.61年で、公転方向とは逆の方向で回転しています。
この原因ってなんだろうか!
(参照:国立天文台月の楕円はぐるぐる回る (昇交点方向))
月の公転周期は27..32日で1周します。
ということは、18.61年で 18.61(年) x 365(日) / 27.32(日) で
約248.6周することになります。
一周では、360° / 248.5 = 1.45°
後退します。
その時間は約2.63時間です。
ENDY予想
(1)まず、月は黄道上を周回していた。(白道面=黄道面)
(2)あるとき、上から下への衝突によって、白道面が、-1.490度傾いた。(第1白道面)
(3)しばらくたって、2回めの下から上への衝突で、白道面が第1白道面から+6.635度傾いた。
そのため、現在の黄道面から、5.145(=6.635-1.490)度の傾きの白道面になった。
という、予想です。
月の軌道方向の衝突も、2度あったのでは無いかと、
計算結果が出ているので、
あながちこの予想も大きく外れてはいないのでは無いかと、
思います。
![](https://endylabo.com/wp-content/uploads/2021/06/image-13-1024x505.png)
第1白道面と黄道面に対する白道面がマイナスの傾斜(-1.490度)によって、基準軌道半径が小さくなるで、
上下振動の周期が黄道面より第一白道面の方が速くなり、
その分黄道面上の昇交点が逆こうしているように見かけ上見えます。
第1白道面ベースでは、公転周期と上下振動周期は同じなります。
上の図は、黄道面の基準軌道半径をa1=384,405kmとして、計算した結果を表しています。
上下振動は。第1衝突の振動周期と第2衝突の振動周期が異なるため、
おそらくうなりを伴った上下振動になっているのでは無いかとそうと想像します。
どなたか、白道面に関するデータをお持ちでしたら、お借りしたいです。
これも予想ですが、
月の自転軸が黄道面垂線から6.688度傾いていて、
第2白道面から1.543度傾いていることから、
第1白道面での月の地軸は、ほぼ第1白道面の垂直で、
第2白道面での月の地軸も。ほぼ第2白道面と垂直とすると、
現在の自転軸の傾きが、納得できます。
計算式については、
新しくページを作ります。のでしばしお待ちを。
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