• 地点距離の遠点と近点が変動する
  • 8.85年で近点が一周する

これは、スーパームーンの説明に載っていた、地心距離の図です。
20212年のデータです。

2012年〜2020年の地心距離はこのようになります。
データは、国立天文台のHPから取得しました。

この月軌道の動きをモデリングしてみました。

(1)地心距離356,400kmの円軌道上(基準軌道半径)を移動している

(2)基準軌道半径356,400km((1)の位置)の軌道上で月に小惑星が衝突(「第1衝突」)しました。
   振動振幅 4.200km 基準軌道360,600km の振動周期が発生。

(3)基準軌道半径360,600km((2)の位置)から2,800kmの位置(衝突位置:地心距離363,400km)で、2回目の小惑星との衝突により、振動振幅 21,000km 基準軌道384,400km(363,400+21,000)が発生しました。

(4)(2)の振幅 4,200km の振動の振動衝突位置363,400kmの衝突(「第2衝突」)により、(2)
の振動は、下7,000kmと上1,400kmの振動に分かれ、近点364,800kmを中心に振幅7,000kmと遠点405,400kmを中心に振幅1,400kmの振動が発生します。



(5)(2)の公転周期は、595.04時間、(4)の公転周期は654.91hになるので、公転周期の差が生じます。それが、「うなり軌道」の原因になります。
実際は、振動周期が「うなり軌道」の原因ですが、原理的には基準軌道の差が「うなり軌道」の原因です。
   
  月軌道のモデリングの図  

2度の衝突による基準軌道の遷移のイメージです。
a0=364500km T0=584.68h
a1=360600km T1=595.04h
a2=384,400km T2=654.91h (調査した結果、384750kmということが判明したがmとりあえず本値で)

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