軌道周期と振動周期
月が基準軌道a0を公転周期THで周回しています。
その月に、小天体が衝突して、基準軌道がa0->a1(km)になります。
軌道周期はTH0からTH1(h)になります
その時につきの質量がm0からm1(kg)に変わったとします。
質量が変わるので、静的エネルギー空間(E0)から(E1)に変わります。
質量が変わらなければ、軌道周期(TH1)と振動周期(Tv1)は同じになります。
しかし、質量が変わった場合、振動周期(Tv1)は
質量が変わる前の静的エネルギー空間はE0上で発生します。
しかし、軌道周期(TH1)は、質量が変わった静的エネルギー空間(E0)で発生します。
そのため、2つの周期の差で近点移動が発生します。
月のケースで現在の状況から、振動周期を計算しました。
振動周期(TV)の661.16hは、近地点移動が8.85年で1周するので、
月が地球を一周する間に、5.242h振動周期が遅れるろころから算出しました。
振動周期の月の質量は、振動周期TVより逆算しました。
c = 1.079×109km/h U = 7.4297×10-31km/kg | 当初 | 第1衝突後振動周期 | 現在第2衝突後 |
静的エネルギー空間EA | EA=Em x acEm=mc2,ac=U(M+m) | 3.7485×1035je・kmEA0 | 3.8102×1035je・kmEA1 |
基準軌道a | 384760km(384400) | ||
地球質量M | 5.972×1024kg | ||
月質量m | 7.1704×1022kg | 7.287×1022kg | |
静的エネルギーSa | Sa=EA/a | 9.9029×1029je | |
軌道速度v | v=sqrt(Sa/m) | 3.6864×103 km/h | |
公転周期TH | TH=2πa/v | 655.7h(27.3217d) | |
バネ定数k | k=EA/a3 | 6.5810×1018 | |
角振動数ω | ω=sqrt(k/m) | 9.5033×10-3rad/h | |
振動周期TV | TV=2π/ω | 661.16(h)(8.85y=5.542h) |
質量変化による振動周期の変化
この結果から、
振動周期は661.16h
公転周期は655.7h
になります。
振動周期が遅れていることから、
近点がズレます。
そのため、近点移動が発生します。
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