赤方偏移を調べていたら、こんな記事発見しました。記事が再び見つけられなかったので、記事書いた方このブログを読んだら、ご連絡ください。

要点をまとめると、次のようです。

赤方偏移が起きていることは間違いない。ただし、45個の星座を観測したうちの43個が赤方偏移、2個が青方偏移だった。そこで、赤方偏移の原因は光のドップラー効果とすると、遠ざかると赤色偏移、近寄ると青方偏移になる。観測ほぼほぼ赤方偏移だから、大体の星座は遠ざかっている。だから宇宙は膨張している。だから、「ビックバン」ってことになる。しかし、赤方偏移の原因がドップラー効果以外の原因だったら、もしかして「ビックバン」でないかもしれない。

という内容です。

記事内容

1912年、天文学者のパーシバル・ローウェルが、ベスト・スライファーに、渦巻星雲のスペクトルのドップラー偏移を探す仕事を与えた。

救急車のサイレンが近づくときと、遠ざかるときでその音の高低が変化して聞こえるように、光のドップラー偏移は、動く物体が発する光のスペクトルのなかに見られる輝線や暗線の位置のずれによって測定されます。光を発している物体が私たちの方へ近づいていれば光のスペクトルは青い方へずれ、遠ざかっていれば赤い方へずれるのです。この偏移の大きさを調べることによって、観測対象の天体が私たちの地球に近づいていくかあるいは遠ざかる運動をしていると、その速さが分かります。

アンドロメダ星雲の分光写真を撮ったスライファーは、それらの写真は秒速300キロメートルに相当する青方偏移を示していたのです。これは、アンドロメダ星雲が我々の地球に近づいていることを意味していました。その後もスライファーは測定を続け、また他の天文学者も測定し1925年までには全部で45個の星雲の偏移が測定されました。そして45個のうち43個が赤方偏移を示していたのです。もしこれらの偏移がドップラー偏移によるもので。かつ星雲が運動する方向や速度が全く自由なものであるなら、赤方偏移と青方偏移は全く同等に出現しなければいけないはずなのです。45個の星雲のうち43個が赤方偏移を示すということは明らかに統計学的には異常です。やがて、これらの星雲が我々の所属する銀河の外にある別の銀河であることがわかりました。そして、エドウィン・ハッブルはこれら銀河までの距離を測定し、これらの銀河が示す赤方偏移と銀河までの距離が比例関係を示すことを導き出しました。これは今日「ハッブルの法則」として知られています。

 もともと、これらの赤方偏移はドップラー偏移を求められるために測定されたものですから、まさしくドップラー偏移を表すものと理論家たちが考えたのは仕方がないことでしょう。赤方偏移がドップラー偏移によるものであり、かつ赤方偏移とその銀河までの距離が比例するのであれば後退速度と距離が比例することになります。これより導かれる答えは、まさしくだれもが知っている膨張する宇宙、ビッグバン宇宙です。銀河の示す赤方偏移と距離の関係は、今日でも精力的に調べられ、今や間違いのないもののとして受けとめられています。多くの人によって、根気よく調べられた観測データは尊重しなければいけません。

とすれば、このビッグバン宇宙は絶対に避けることのできない結論なのでしょうか。ここでほとんどの理論家はまんまと宇宙の仕掛けたトリックに引っ掛かってしまっています。そのトリックとは、宇宙の赤方偏移は、もともと星雲の運動を調べるためにドップラー偏移を測定していて発見されたということです。人々は先入観として赤方偏移がドップラー偏移であることを受け入れてしまっています。そしてほとんどの人が、その他の可能性について充分に検討することを放棄してしまったのです。もちろん少数の定常宇宙論を提唱し続ける人々は、ドップラー偏移以外の説明を試みましが、そのどれもがビッグバンを信じる人達を納得させるには至っていません。

 距離と比例する赤方偏移がドップラー偏移以外の理由で説明できるのならば、ビッグバンはその土台を完全に失ってしまうことになります。

赤方偏移の説明を少しします。

可視光線は。電磁波の一部ということはよく知られていますが、次のような波長になります。

赤方偏移とスペクトルの関係は次の図のようになります。(Wikiディアより)

ハッブルは、ハッブル定数Hを次のような観測から求めました。しかし、よくこのグラフで、遠くの星ほど後退速度が大きいとはじき出したものですが。まあ、それはそれとして、H=70.0+12.0−8.0 km/s/Mpc(2017年)位と言われています。

(図は国立科学館サイトより引用)

前のブログで説明しましたが、エンディ論的には、赤方偏移の原因はエネルギー衰退です。

もしも。エネルギー衰退とすると、ビックバン説は否定されますが。証明された訳ではないので、仮説にすぎませんが。とりあえず、前のブログを読んでください。

エンディの天体間の距離方程式

E0 : 当初エネルギー
E = E0 -ε… 到達エネルギー
ε= h x D x E0 … 減衰エネルギー
h : エンディ係数(1 / 138億光年)、D:星からの距離

波長λは、

E=h\nu =h{\frac  {c}{\lambda }}

h : プランク定数 E : エネルギー

 v: 振動数c : 光の速さλ : 波長

になります。

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